「初対面の人と話すと緊張してしまう」「人に心を開くのに時間がかかる」そんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
私も初めて会う人と話をするのが苦手で、人と親しくなるのに時間がかかるタイプです。
そんな時、アドラー心理学に出会って人見知りが少し改善されたので、今回はその方法をお伝えします!
こんな人におすすめ
- 初対面の人と緊張せずに会話したい
- 人に心を開くのに時間がかかる
- 交友関係を広げたい
アドラー心理学とは
まずアドラー心理学を知らない方に向けてお伝えします。
アドラー心理学とは、19~20世紀にいたオーストラリアの精神科医・心理学者のアルフレッド・アドラーが考えたものです。
アドラー心理学は「人の全ての悩みは対人関係にある」と言い切っています。人は生きていく上で家族や友人、職場の人などの対人関係は切り離せませんからね。
対人関係や生きることについて説いた考えなので、どんな人にも役立つ心理学になります。
アドラー心理学のベース5つ
アドラー心理学は5つのベースとなる理論があります
- 自己決定論…自分のことは自分で決める
- 目的論…人は目的があるから行動する
- 全体論…心と体は繋がっている
- 対人関係論…人の行動や考えには必ず相手がいる
- 認知論…人は世界を自分の見たいように見ている
5つのベースを踏まえた上で分かる考え
課題の分離…物事や考え方に対してそれは相手のことなのか、自分のことなのか分けて考えること
アドラー心理学の中で一番使える考え方だと思います!
アドラー心理学の三大思想
思想は3つありますが、一度に3つ理解するのではなくレベルがあります。
レベル1.自己受容…自分の良いところも悪いところも全部自分だと受け入れる
レベル2.他者貢献…自分を受け入れられたら他者もありのまま受け入れる
レベル3.貢献感…自分も他人も受け入れらると、周りに貢献していきたい気持ちが芽生える
レベル3まで達成すると「共同体感覚」の状態になる
共同体感覚が幸せになる唯一の方法といわれています。
アドラー心理学の技法
アドラー心理学の技法とは「勇気づけ」です
勇気づけとは、どんな目的にどのように向かっていったかを確認して今後に活かすこと。
アドラー心理学では人を褒めてはいけないと言われています。
褒められようとして本来の目的からずれてしまう恐れがあるためです。
自分に貢献してくれた人がいれば、これまでの過程を感謝するようにすれば良いですね!
アドラー心理学をどのように実践したか
相手の話を興味を持って聞くようにした
人は自分に意識が向いている時、他人と話すのが恥ずかしくなっていまいます。
相手の話に興味を持って聞くことで恥ずかしさが減り、以前より人見知りしなくなりました。
相手をコントロールしないようにした
アドラー心理学の課題の分離を利用し、物事に対して他人と自分の課題を分けて考えるようにしました。
悩みを相談された時は、自分の意見は控えめに伝えておいて、あとは相手の課題として干渉しすぎないようにしましたね。
このようにすることで、余計な心配事を増やさずに自分の課題に集中出来ました。
自分の長所・短所も全て受け入れるようにした
私は自分のダメなところをずっと受け入れられなかったのですが、短所も自分の一部だと思うようにしました。
そうすることで、他人に対しても同じように考えられるようになったと思います。
少しでもやってみたいことは挑戦してみた
アドラー心理学の自己決定論から、自分のことは自分で決められるようにしました。
それには自分軸を作る必要があり、少しでもやってみたいと思ったことはやるようにしましたね。
例えば、イラストを描いてみたいと思えば無料のイラスト講座を探して絵を描いてみたりしました。
自分がどんな人間か理解することで、色んなことを自分で決められるようになるのだと思います。
まとめ
コミュ障がアドラー心理学を実践して有効だった方法とは
- 相手の話を興味を持って聞く
- 物事や考えに対して、他人と自分の課題を分けて考える
- 自分の良いところ、悪いところも全てを受け入れる
- 少しでもやってみたいことは挑戦し、自分軸を作る。
アドラー心理学を学んで生きることが少し楽になりました。
まだまだ勉強中ではありますが、ちょっとずつでも変わっていけたらと思います。
何か皆さんのお役に立てれば幸いです。